ニュージーランドのごく一部の地域で原生するマヌカの木。
先住民のマオリ族はマヌカを「復活の木」と呼び、古くから万能薬として健康維持に役立てていました。
マヌカハニーに期待できる効果は、高い抗菌力(抗炎症力)や、抗酸化作用、抗炎症作用などなど。
それらの作用は、アトピーや傷の治療、食中毒予防、胃潰瘍や胃がんの予防、口内炎、虫歯予防など多岐にわたります。
マヌカの原産国となる ニュージーランドでは医療機関や民間療法にも取り入れられており、ヨーロッパなどの世界各国でも医薬品として扱われ、その効能は幅広く認識されています。
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飲む美容液。活性酸素を除去効果が期待できるマヌカハニー
マヌカハニーの抗酸化作用として、活性酸素の除去が期待できます。
マヌカハニーには、活性酸素を除去に効果的といわれる、強力な抗酸化作用のある「シリング酸メチル」が他の「はちみつ」よりも多く含まれています。さらに強い抗酸化作用のある「ポリフェノール」が活性酸素の過剰な働きを抑えてくれるといわれています。
また、マヌカハニーの殺菌力、抗菌力は体内に入っても壊れないため、アンチエイジングや病気予防への効果も期待できる「はちみつ」です。その上、保湿や肌の再生にも優れており、ニキビや肌荒れ、シミやしわへの改善アプローチも期待できます。そのため、飲む美容液として、美容目的での摂取もおすすめです。
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喉の痛みや風邪などの感染症予防にも期待大
マヌカハニーは抗菌作用だけでなく、抗ウイルス作用や抗炎症作用にも効くと言われています。
そのため、扁桃腺炎など、のどの痛みや風邪の予防や治療にも効果が期待されます。 風邪で喉が痛い時に、小スプーン1杯位のマヌカハニーを口に含むように1日に数回摂取すると症状を軽減し、治りを早めるという研究結果も。(下部参照リンクより)
また、花粉症にもマヌカハニーは効果が期待できます。
花粉症の症状を抑制したい場合は、3週間ほどマヌカハニーを継続的に摂取すると良いでしょう。
風邪症状の改善が目的の方には、UMF15+以上の薬効効果の高いマヌカハニーがおすすめです。
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整腸作用が期待できるマヌカハニーで腸活
現在確認されているマヌカハニーの作用として、メチルグリオキサールの殺菌作用が悪玉菌を殺菌し、善玉菌を活性化しやすい状況にして、腸内環境を大幅に改善させることが可能です。
免疫力の7割を担うといわれている腸内環境が改善することで、その結果として免疫力がアップします。
そのため、菌活や腸活をしている人にもマヌカハニーはおすすめです。
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アトピーやニキビなどの皮膚疾患にも効果が期待できる
マヌカハニーに含まれているメチルグリオキサールが100mg/kg(UMF10以上)あれば、マヌカハニーのアトピー性皮膚炎の原因菌への有効性が確認されています。(ドレスデン工科大学・食物科学研究所所長トーマス・ヘンレ教授の研究より)
また、アクネ菌に対する抗炎症作用や抗菌作用による部分と毛穴から不純物を除去するクレンジング効果も確認されており、ニキビなどの皮膚疾患にも効果が認められてい。
皮膚疾患でお悩みの方にもマヌカハニーはおすすめです。ただし、皮膚に直接塗布する場合は、自己責任のもとご使用ください。
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メリットだらけのマヌカハニー、ぜひみなさんの暮らしの中にも取り入れてみてはいかがでしょうか。
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参照リンク
マヌカハニーの特徴とその機能性
https://www.jshe.jp/doc_top/column_20190320.pdf
マヌカ・ハニーの特異性
https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010692499.pdf
Oxford metastudy finds honey most effective treatment for coughs and colds
https://newatlas.com/health-wellbeing/oxford-metastudy-honey-effective-treatment-coughs-colds/
New Study Says Honey Is Better For Colds Than Drugs. Here’s What You Need to Know
https://www.sciencealert.com/the-science-says-honey-is-still-the-best-way-to-treat-minor-coughs-and-colds